【アニポケ】サトシとゴウの冒険は続くのか?【予想】

こんにちは。蒼鷹(オオタカ)と申します。 
いつもはポケモンGOやポケマス、ポケモン本編などのゲームやアニポケの感想などを書いていますが、今回はちょっとした考察を交えた予想です。


先日、サトシがダンデとの一戦を制して世界一になりました。
感動あり迫力ありのバトルでかなり話題になりましたよね。
あれだけ華々しく勝利して優勝したということで、あのままサトシが引退・降板してもおかしくないほどです。
サトシがアニポケを続投するかどうか様々な憶測や考察が飛び交っています。

 

そこで、私はちょっとだけ考察しようと思います。
先に結論を書くと、サトシは続投すると考えます。
今の全地方冒険システムが好きなので、これは希望でもありますが、いくつか根拠もあります。
ここからはアニポケの主人公としてのサトシの冒険が続くと考えた理由を述べていきます。

 

まず、ネット上でもすでに話題になっている点です。
それは優勝後のゴウとの電話で、サトシの背景に絵画(あるいは写真)がパルデア地方並びに第9世代を象徴しているというものです。
問題の絵画は、海賊船らしい船と荒波、そして光の玉を確認できます。
そもそも、パルデア地方とは11月18日発売の新作『ポケットモンスター スカーレット・バイオレット』(以下、ポケモンSV)の舞台となる地方です。
スペインがモデルといわれており、御三家の水タイプ・クワッスについては海賊のような帽子をかぶっているように見えるデザインをしています。スペインはガレオン船など海賊と関わりが深く、これが絵画の海賊船とパルデア地方が結びつく理由です。
また、パルデア地方には『テラスタル』という新要素があります。メガシンカやZ技、ダイマックスのような新作の目玉です。
このテラスタルをするにはオーブが必要らしく、それを絵画の光の玉が表しているというわけです。
さらに、絵画の元になったのは『第九の波』あるいは『第九の波濤』と呼ばれるロシアの海洋画家の作品であることから、ポケモンの第9世代を示唆しているといえます。『ポケットモンスター ソード・シールド』(以下、ポケモン剣盾)は第8世代です。
私は他にも、ゴウとの電話のシーンでこの絵画が出たことから、サトシとゴウの二人の冒険が第9世代も続きパルデア地方にも行くと思いました。
もしゴウだけ降板なら、二人が部屋にいるシーンなどを設け、それぞれの背景に二つの絵画を配置し、サトシが行く地方→「次の世代=パルデア地方」、ゴウが行く地方→『ダイパリメイクもあったことやシロナのプッシュなどからシンオウ地方』など、サンムーン世代ではピカブイが発売された影響かリーリエがカントーへ行き、XY世代ではセレナがORSAの舞台ホウエンへ行ったように、他の地方へ行くキャラクターがいてもおかしくなく、サトシだけほのめかすならゴウにもそれを表現すると思われるので、二人が行くと予想します。

 

次に、スマホロトムの継続です。
ポケモン公式のゲーム情報から届いたメールで知ったのですが、アルセウスやピカブイなどをプレイしたデータがあれば、ポケモンSVでスマホロトムを着せ替えできるようなのです。
これを見て最初に思ったのは、「サトシとゴウのスマホも着せ替えするのかな?」でした。
今までのシリーズでは、ポケギア、ポケナビ、ポケッチ、ライブキャスター、ホロキャスター、ロトム図鑑など、その地方特有のアイテムがありました。
しかし、ポケモンSVでもスマホロトムであることはポケモン剣盾から変わりません。
つまりアニメでも主人公たちが持つそれらアイテムの変更が必要なく、システムの変更点が少ないということにもなります。
継続する要素としては、他にもポケモンSVでもポケモン剣盾から引き続き、レイドバトルがあります。
ラスタルポケモンを討伐・ゲットするのにレイドバトルができるようです。このレイドバトルはポケモンGOから輸入されたシステムだと思われ、今では世界的にもっとも広くプレイされているゲームでもあるポケモンGOと同じようにレイドバトルができる点は、ポケモンGOプレイヤーも馴染みやすく親和性のあるシステムです。
このポケモンGOの主人公とも言えるキャラクターがゴウですし(相棒としてボールから出すポケモンが変わったり、ゲットの際に「Excellent!」や「Great!」のボイスが入るなどの特徴がポケモンGOトレーナーと同じ)、ポケモンGOでも剣盾の発売より前にメルタンが登場したときのように、ポケモンSV発売前に新ポケモンのコレクレーが登場しています。
レイドバトルのシステムは複数人でいっしょに遊べるのがいいですよね。今後も続く要素なのかなと思います。
そして、スマホロトムにしても、スマホというポケモンGOのゲーム機でもあるアイテムをそのままゲーム本編とも合わせていることから、ポケモンGOとの親和性の高さはうかがえますね。
スマホロトム、レイドバトルについてまとめると、こうした剣盾からの引き継ぎやポケモンGOとの連動など、地続きの世界を表現してもいるため、変更点も少なくサトシとゴウの物語を描いていけるのかなと考えました。

 

三つ目は、サトシの声優さんの松本梨香さんについてです。
松本さんは、最近でもTwitterで「100歳までゲットだぜ!言いまっせ」といった発言をしています。
今のアニポケ新無印が始まったのが2019年の11月ですが、2019年の10月にはクールジャパンを世界に宣伝するためのアンバサダーにも就任しています。3年は区切りとしてはいいかもしれませんが、全世界を舞台とした冒険をする新無印からアンバサダーにもなっていることから、このシステムが続くのではとも思います。
Twitterでは、他にも手帳についてつぶやきがありました。
来年3月のお仕事のお話をしてるとも言っていますし、「新しいシステム手帳、ゲットだぜ!!」とサトシの口調になっています。
さらに、ハッシュタグで「#毎年愛用」と「#4冊目」の文字が。
2023年のシステム手帳で4冊目というと、2019年つまり新無印開始時から使い続けているということでもあり、そして4冊目が4年目の継続を暗喩しているのではないか、とも考えられないでしょうか。
アニポケ公式の発信ではありませんが、サトシ引退を不安がるファンに向けてのメッセージに読めなくもない気がします。
そして、ダンデとのバトル前、松本さんはサトシを子供たちの憧れにしたいとも語っています。今までは友だちになりたいということをファンレターでいただいていたとのことですが、優勝して引退するキャラクターをずっと子供たちの憧れで居続けさせるにはそのための場所(サトシがラスボスのアニメとか?)も必要になりますし、強くてかっこいい主人公として続くのなら、この発言ともマッチします。

 

四つ目は、サトシのズボンの色と半ズボン。
これについては、ポケモンSV発表時にブログで書かせてもらいましたが、ポケモンSVの主人公が半ズボンであること、スカーレットとバイオレットではそれぞれの色の半ズボンになることとサトシの半ズボンの関係性です。
サトシがなぜか剣盾世代のアニポケなのに、紫色の半ズボンである点が気になっていたのですが、ポケモンSVの主人公を見て妙に腑に落ちたというお話でした。追記で、ソウブレイズが紫色でバイオレットのポケモンですし、サトシが使ってくれたらうれしいです。
ゴウはポケモンGOのデフォルト主人公らしく黒い長ズボンですし、サトシにはなにか理由があってズボンが紫色になっていたのだとしたら、パルデア地方にもつながっている→そしてそれは、サトシとゴウの全地方冒険システムのまま続けて支障ない形になっている、と言えるように思いました。
また、ポケモンSVではストーリーも自由度が高いです。大きく三つの柱からなっています。チャンピオンロード、レジェンドルート、スターダストストリートです。
チャンピオンロードはどのジムから回ってもよく、サトシがジムリーダーたちと戦う際にどのタイミングでだれと戦っても自然なのは、新無印らしいですよね。
レジェンドルートは秘伝のスパイスを探してヌシポケモンと戦ったりするようです。これも新無印のシステムならどこでも組み込めます。ジム巡りしながら途中でヌシと遭遇しても問題はありませんが、目的を持って挑む姿を描く場合、ミッションとしてサトシとゴウがヌシポケモンと戦ったほうが盛り上がるかなとも思います。
スターダストストリートは悪事を働くスター団のアジトに乗り込み戦うストーリーです。これまでのロケット団のように、スター団は要所要所で登場するわけではないようですし、新無印の『ソード・シールド編』同様どこかでスター団のストーリーを描くほうが自然かもしれません。
三つのストーリーが用意されているなど、今後のポケモンのゲーム本編は自由度を意識していく可能性も考えると、新無印のシステムの自由度は強みですよね。

 

五つ目は、山積みの宿題。
コハルのイーブイの進化についても、まだ悩んでいるのはいいとしても、なんらかの決断は描かれるのかなと思います。
コハルの夢に関しても、パフォーマーもありそうなのですが、ヒカリやセレナと出会って一度舞台に立って以降、まだ進展はありません。ダンデ対サトシの試合もセレナはハルカといっしょに観戦していましたし、そちらもなんらかの展開を期待してしまいます。
ガラル地方のジムリーダーも、今回がアニポケ史で初めて未登場のまま終わる可能性もあります。カブやルリナなども人気だし登場させる場所があってもいいのではないかと思います。
ゲッコウガピジョットのお迎えもまだですよね。ピジョットはただ迎えに行くだけでいいけど、ゲッコウガはカロスのために今も戦い続けていますし、早く解放してあげてほしいです(笑)
サトシのリザードンも、最強のリザードンを目指しているのにダンデやアランのリザードンを見てもなんのアクションも起こさないのは、今後活躍の場があるからだと信じたいです。
ゴウのミュウを追いかける夢は、今回はレジ系だけで終わって次は別の伝説や準伝説もリサーチするのではないかとも思います。せっかくシゲルというサトシの永遠のライバルを出せる機会を生かさないのはもったいないと感じます。私が見たいだけというのもありますが(笑)
リーリエの父親探しも宿題として残していたみたいに、サトシだけでも続けばあとで回収するパターンにもできますが、アニポケ開始から20年以上の歴史にメスを入れてでもゴウをエンディングで表示されるクレジットでサトシのすぐ下に持って来ているあたり、ピカチュウよりも上に配置するからには簡単に終わらせない気がします。

 

六つ目は、アニメで使われている「ポケットモンスター」のロゴ。
25年前の放送開始当初からシリーズ毎に変わり続け、2019年版から一新されています。といっても、これもサンムーン世代の映画『ポケットモンスター キミにきめた!』から映画では使われていたものでした。色も緑色から青色に変わっています。
これをたった3年でまた変えたりしないでしばらく使う意気込みだというのも、副題の『アドバイスジェネレーション』などをつけていない点からも感じられます。
ただ、初代は英語で『POCKETMONSTERS』がありました。
これについては、気になっているところがあります。最近、ポケモンセンターに行ったときにもらったダンデ対サトシのポスターもそうですし、2019年版の新無印が始まるときにもらったサトシとゴウの小さなクリアファイルや今後発売する商品でも、『ポケットモンスター』のロゴ以外に『PoKeMoN』のロゴが入っています。初代を踏襲しているのか、世界を視野に入れたタイトルなのか、そのどちらもか。おそらくどっちも。新無印のサトシの帽子が「ワールドキャップ」である点や、先に述べた松本梨香さんのクールジャパンを世界に広めるアンバサダーである点も、海外を視野に入れている点とも合いますし、新無印でのサトシの再スタートが初代を意識した導入になっています。

 

最後は個人的な希望について。
今後発売される商品にも、アニメ『ポケットモンスター』のロゴが入っていると言いましたが、ポケモンのプラモもそうです。
来年2月発売のメタグロスは、去年の12月発売のサーナイトや今年発売したガブリアス同様、マスターズエイトの相棒ポケモンです。
メタグロスはダイゴを象徴するポケモンといっても過言ではなく、アニポケでは色違いのメタグロスですが、ゲームでは通常色ですしメタグロスはダイゴと結びつけられます。
このメタグロス発売がテラスタルと関連しているとうれしいなという希望で、テラスタルはクリスタルのもじりでもありますし宝石をイメージさせます。石が好きなダイゴがテラスタルを調査に来てサトシとゴウに遭遇、あるいはサトシとゴウにテラスタルの話をしてパルデア地方への案内役をしてくれたらおもしろいなあと思います。
そもそもマスターズエイトは、サトシが目指すポケモンマスターの途中にある大きな壁で、最終目標ではありません。ポケモンマスターは最強のトレーナーではないと明言しているからです。そういう意味でも、マスターズエイトはサトシの最終目標の象徴ではなく、サトシの世界を広げてくれる大きな存在で、今回の登場も今後のアニポケのための顔見せだったのかなとも考えられます。
ちなみに、ポケモンマスターとはなんなのか、みんなわからないし気になるし、よく話題になりますよね。
ゴウやコハル、その他の登場人物たちもほとんどの人がそれがなにかを知りません。
私も自分なりに考えてみたところ、第一話でもシゲルが「私はきっと、ポケモンマスターになって、このまちマサラタウンを世界中に広めてみせる」と演説していたり、オレンジ諸島でもサトシを自分の息子と間違えた母親に、サトシがポケモンマスターを目指していると言うと、私の息子と同じだと返しています。
ゲーム中ではワタルがポケモンマスターについてしゃべるところがあったり、一部では知られています。サトシの造語ではなく、もう少しだけ知られたものだとも思われます。
共通点としては、マサラタウンでは知られていそうだということ、初代アニポケの範囲内の場所では知られていることもあることです。
そこで思い出したのは、サトシとシゲルが小さい頃に映画を観ているシーンがありました。ピッピが主人公の例のマンガのアニメ化のようなものでしたが、それがマサラタウンでしか放映されず、オレンジ諸島の男の子やワタルはそれを見かける機会があり、ポケモンマスターを知っていた、と思いました。
冗談半分なお話はこのくらいにして。
具体的な内容としては、映画『キミにきめた!』ですべてのポケモンとともだちになりたいと言っていますが、それとポケモンマスターがイコールかは判明していません。サトシに聞いても「もっと上だよ」と言われそうです(笑)
松本梨香さんは、ミュウツーの逆襲リメイクの取材で、ポケモンマスターについて「何かになれたから夢がかなったわけじゃないですよね。夢って、永遠続くことなんじゃないかなって」と語っています。素直に読み解くと、ポケモンマスターには終わりがなくサトシの中で永遠に続くポケモンとのつながりかなと思います。
ちなみに、アイリスは「ドラゴンマスター」を目指しているといった発言もあり、ポケモンマスターと似ているかあるいは同じ感覚の言葉であるとも思えます。そんなアイリスも、マスターズエイトがそろった際に、最強のドラゴン使いであろうワタルに無反応だったことなど、アイリスにとってのドラゴンマスターは強さではなく、サトシのポケモンマスター同様チャンピオン以上に高い目標であることがうかがえます。二人には永遠に夢を追い求めて欲しいですよね。
さて。本題に戻ります。
物語の中で、ポケモンマスターを目指すサトシに、マスターズエイトはバトル以外の役割を果たしてもいいのかなと思います。
たとえば、シロナも短編アニメでアルセウス編があったときに登場していますが、アニポケのテレビ放送でも活躍があっていいですよね。
シロナは考古学者として過去や歴史を調べているキャラクターですし、過去の世界が舞台のヒスイ地方絡みのお話も然り、過去と未来がテーマにもなっているパルデア地方においても、過去を調べるお話でコライドンや昔のポケモンについての解説でも登場できると思います。
これでワタルがサトシのポケモンマスターの夢に大きく関わってきたら驚きですが(笑)
あとは、他にダンデがリザードンを相棒としたように、今後のチャンピオンにも初代御三家が相棒になることがあったらおもしろそうですよね。パルデア地方のチャンピオン・オモダカフシギバナカメックスを使うとなると、それだけでチャンピオンとしてのパワーを感じられそう。
ちなみにですが、ポケモンSVで『最強のリザードン』が1体だけゲットできるイベント(キャンペーン)が12月に開催されます。これもアニメと連動していたらうれしいですよね。アニメ内でダンデの最強のリザードンがテラスタルするから『最強のリザードン』と銘打った、といったことを期待してしまいます。
他にも、すでに登場しているマツバがホウオウと出会うお話とか、ポケマスでやったみたいになんらかの形で実現する環境にはなっているのかなとも思います。
新無印の始めの頃、サトシとゴウがエンジュシティのおじいさんの元を訪れ、ホウオウを探すお話がありました。あのとき、サトシとゴウはホウオウを見逃していましたが、おじいさんはホウオウを見ていますし、伝説の登場もあっていいですよね。
このお話で私が好きなのは、オドシシムウマがイタズラをしていたのを『みやぶる』で暴いたシーンで、サトシはこの二匹のせいだったのかと驚いているのですが、ゴウはすぐに目を輝かせて図鑑を開きます。そこで楽しそうにゲットするシーンです。なんだかゴウって、初期のサトシに似ていますよね。すぐに調子に乗っちゃったり自信家だったり(笑)オドシシムウマをゲットする切り替えの速さとかは、新しいポケモンに出会ったりゲットするのが楽しくてしょうがないって感じがあって、ポケモン世界の初心を思い出して好きです。
話はそれましたが、ホウオウ以外の伝説だと、サトシとゴウが出会うきっかけになったルギアにも再登場してほしいです。映画『キミにきめた!』ではホウオウ、『みんなの物語』ではルギアが重要なポケモンとして登場して、二匹はそれぞれ「一人」と「みんな」を象徴しています。サトシ一人の冒険の始まりに登場したホウオウが初代無印、サトシとゴウがルギアをきっかけに出会っていろんなみんなの物語が広がるのが新無印だとすると、ルギアは重要になってきますよね。
あとは、ミュウツーとの再戦にも期待したいです。強くなったルカリオだけじゃなく、サトシのポケモンオールスターでミュウツーと戦ってもおもしろそうです。アニメのミュウツーってかなり強そうなので(笑)
どんどんただゴールもなくおしゃべりしているだけになってきてしまったので、今回はこのへんで終わりしようと思います(笑)


そんなわけで、新無印が続くと思う理由を考察っぽく書いてみました。
途中から感想だらけになっていますが、おもしろがってもらえていたら幸いです。
長い文章を読んでくださった方、本当にありがとうございました。
本当は新作ポケモンSVについてのブログを書く予定だったのですが、次回こそは旅の日記になると思います。
いよいよ明日、みなさんもポケモンSV楽しみましょう!
ブログもまた読んでもらえたらうれしいです。よろしくお願いします。