『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』を観ました【感想】

こんばんは。蒼鷹(オオタカ)と申します。 


先週『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』を観ました。
今回はその感想を書きたいと思います。


私にとってクレヨンしんちゃん映画は、ドラえもんポケモンと並んでよく観る映画です。
その中でも、私は『ヘンダーランドの大冒険』が特に好きだという話は前にもしたのですが、ほかにも好きなタイトルはいくつもあります。
そして、今回観た『映画クレヨンしんちゃん 謎メキ!花の天カス学園』(ここからは略称で『天カス学園』とさせていただきます)も好きなタイトルの一つになりました!


あらすじとしては、しんちゃんが風間くんたちと天カス学園に一週間の体験入学をし、そこで事件が起こり、しんちゃんたちが探偵の部活を作って事件の犯人を捜す、というものです。
ここからはネタバレを含むので、気になる方はご注意ください。
なるべく核心には触れないように書きますが、以下感想になります!

 

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まず、毎週のアニメの通常回でも『天カス学園』の予告はありましたが、私が最初に驚いたのが、天カス学園という学校の正式名称が天下統一カスカベ学園だということです。
あらすじにもあったようですがl事前情報なしで観に行ったので、知りませんでした(笑)
名前の通り、天下統一というくらいにエリート意識の高い学園なんです。
そこで一週間を過ごすのですが、最初に出迎えてくれるのが阿月チシオというキャラクターです。生徒会長の少女で、以前はマラソン選手でした。ちょっとポンコツなところもある明るく親しみやすい性格で、私の中でクレヨンしんちゃんヒロインの中でもななこおねいさんにも負けないくらい好きなキャラクターになりました。映画ヒロインでは一番好きだと思います。
そんなチシオに案内されて学園長室に行き、学園長に挨拶するのですが、この感じでなんとなくガキ使の年末スペシャルを思い出してしまいました(笑)
昔から、私と弟と妹の三人でガキ使を見ると(それこそ十年以上前からですが)、麦茶を口に含んで自分たちも笑わないようにしようとやっていたものです。最近ではさすがにやりませんが(笑)
そのあとも、天カス学園ではいろいろなキャラクターが登場していきます。
私はチョコレートプラネットさんが好きでYouTubeでもよく見るのですが、二人の演技とキャラクターもおもしろかったです。
そして、終盤。風間くんの手紙があるのですが、その内容にじんときてしましました。おもしろくて楽しいだけじゃないのがクレヨンしんちゃん映画ですが、今回は過去の通常回を思い出しました。たぶん他の方の詳しい感想や考察を検索すれば同様に思った人が言っていることだとは思いますが、『オラの心はエリートだゾ』とリンクする部分があって、クレヨンしんちゃんファンはいっそう楽しめるんじゃないでしょうか。
その話でもそうですが、しんちゃんはひどいことを言われても、怒られたりしても、相手を恨まないし根に持たないし、優しさで向かい合う度量がありますよね。
通常回の話『雨の日のおむかえだゾ』では、お買い物に付いて行きたいしんちゃんと一人で買い物に行きたいみさえがケンカして、みさえが一人で買い物に行くのですが、しんちゃんは最初こそ怒っていても、雨が降ってきたとわかると、傘を忘れていったみさえを怒りも忘れて心配します。そして、傘をサトーココノカドーまで持っていってあげます。遊びながらだから濡れてしまっていて、傘を持って来てくれたしんちゃんを見たみさえは買い物袋も地面に落としてしんちゃんを抱きしめるのですが、あまり有名な話じゃないかもしれないけどこれがしんちゃんらしさだなって私は思ってます。
ついでに。私が風間くんの話で好きなのは、感動する話だからだけではなくギャグも好きだからなのですが『魔法使いしんちゃんだゾ』です。風間くんにとってのしんちゃんのうっとうしさと、でもいないとさみしい感じがよく出ていて名作だと思います(笑)
『天カス学園』ですが、予告では風間くんは最初に事件の被害者になってあまり活躍しないのかなと心配な方や風間くんの話が好きな方には、ぜひ観てほしい映画になっています。
私は、ヒロインではななこおねいさんと阿月チシオが好きですが、男の子キャラクターだと風間くんが好きなので、今回の『天カス学園』は見どころいっぱいで楽しかったです!
また、ここもネタバレですが、しんちゃんが風間くんに自分から謝るシーンがあり、これはクレヨンしんちゃんのお話ではめずらしいなと思いました。素直にぶつかって向き合った結果としての貴重なエピソードなんじゃないかな、と。
これを読んで『天カス学園』が気になった方は、ぜひ観てほしいです!


他のクレヨンしんちゃん映画の感想もタイミングがあれば書こうと思っているので、また読んでもらえるとうれしいです。
ここまで読んでくださってありがとうございました。